OnyXの環境設定を開くには、OnyXメニューから“環境設定…”を選択します。環境設定ウインドウには5種のタブがあります。
アプリケーションのアピアランスを変更するには:
“インターフェース”タブでは、OnyXのアピアランスに関する設定の変更が可能です。
- メインウインドウのアピアランスは“メタル”“PPP”の2種類から選択できます。変更はOnyXの再起動後より適用されます。
- OnyXの各パネルを開く際のグラフィックエフェクトの表示を入/切できます。
- OnyXの起動時に自動的に開くパネルをメニューから選択できます。
- “不透明度”スライダーで、メインウインドウの透明度を調整できます(即座に反映されます)。
- OnyXのアプリケーションアイコンおよびツールバーのアイコンを、それぞれメニューから選択できます。
アプリケーションの動作を変更するには:
“動作”タブでは、OnyXの動作に関する設定の変更が可能です。
- コマンドを実行する対象となるアカウントを、現在のアカウント(初期設定)のみ、またはすべてのアカウントから選択できます。
- 初期設定では、特定のタスクを実行した後に再起動が必要となる場合、確認メッセージが表示されます。この他に、Macを自動的に再起動、またはシステム終了させることが可能です。
強制再起動/システム終了は、一切の警告メッセージを表示せずにコンピュータを再起動/終了するオプションです。作業中の書類を保存していなければ、変更内容が失われてしまいます。
アプリケーションをアップデートするには:
アップデートタブでは、OnyXのアップデートに関する設定の変更と、前回のアップデート確認日時の表示が可能です。
- OnyX起動時に最新バージョンを確認するには、“OnyX起動時にアップデートを確認”にチェックを入れます。最新バージョンの入手が可能な場合は、デスクトップ(初期設定)にダウンロードされます。
- ダウンロード先の場所は変更可能です。“選択”ボタンをクリックし、ダイアログからお好きなフォルダを選択してください。
- 最新バージョンを手動で確認するには、“確認”ボタンをクリックしてください。
メッセージやOnyXログを表示するには:
“メッセージとログ”タブでは、さまざまなメッセージやOnyXのログに関する設定を変更できます。
- “重要情報を表示”オプションは、OnyXを使う前にユーザとしてぜひ知っておいていただきたい重要な情報を、起動時に表示します。
- 初期設定では、OnyXの起動時にソフトウェア使用許諾が表示されます。その内容に目を通し承諾されるのであれば、“使用許諾を表示”のチェックを解除すれば、次回以降は表示されなくなります。
- “メッセージを表示 > アプリケーション終了時”を選択すると、OnyXが他のアプリケーションを強制終了しようとする際に確認メッセージを表示します。
- “コマンド実行完了時”をチェックすると、処理の完了時に確認メッセージを表示します。
- 初期設定ではOnyXの終了時に確認メッセージが表示されますが、表示しないよう設定することも可能です。
- 初期設定ではOnyXのログはアプリケーション終了時に削除されますが、“OnyXのログを削除”のチェックを解除すれば、削除せずに保存しておくことができます。
詳細設定:
“詳細設定”タブでは、OnyX起動時に実行される検証オプションの設定を変更できます。確認・自動的に検証・検証しないの3種の選択肢があります。
- 起動時にハードディスクのS.M.A.R.T.状況を検証:ハードディスクの故障を予見するための診断を行う機能です。ATAまたはシリアルATAのハードドライブ専用です。Firewire・USB・SCSIハードライブの検証、RAIDアレイの検証には非対応です。
- 起動時に起動ボリュームの構成を検証:他のタスクがこの機能の実行の障害となる場合がありますので、OnyXはすべての実行中アプリケーションを終了します。検証作業中はFinderの動作が緩慢になり、回転するレインボーカーソルが表示され続けたり、コンピュータがフリーズしたかのように見えますが、これらは通常の動作です。検証が完了するまでお待ちください!
注意:この検証オプションは、ハードディスクのジャーナリング機能が入になっている場合のみ使用可能です。
変更内容を破棄しOnyXを初期設定に戻すには、“省略時設定に戻す”をクリックしてください。